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MEとはMedical Engineering（医用工学）を意味し、ME機器とは患者さんの治療や診断・監視に使用される医療機器を指します。MEセンターでは、ME機器の貸出、点検、修理を主体とし、汎用性や緊急性の高い機器に追尾用タグナンバーを取付け、機器の運用効率を高めるのが目的です。
管理方法は貸出票とパソコンを中心に所在管理、さらにＭＥセンター内に大きなホワイトボードを設け、どこの病棟にどのようなME機器が何台貸し出されているのか一目でわかるようにしてあります。また、医療のレベルを向上させると共に患者さまが安心してお使いいただけるよう常に機器の消毒、保守点検を行っています。
院内の動きとして、ME機器の適正な使用と安全性の向上を目的に、病棟、外来、手術部などで使用される人工呼吸器、輸液ポンプ、人工心肺装置、透析装置、除細動器などの様々なME機器の保守管理業務を行っています。

MEセンターでは、MEセンターにて管理している機器の貸出を行います。
ここでは、貸出業務の流れを紹介します。

1.  貸出依頼使用希望部署は、MEセンターへ電話にて貸出依頼する。
2.  貸出準備 MEセンタースタッフは、以下の業務を行う。機器在庫確認付属品の確認。
3.  貸出入力 MEセンタースタッフは、ME機器管理システムにて貸出入力を行う。
4.  搬送 MEセンタースタッフは、使用希望者へ搬送する。

メリット

1.  看護師業務の負担を軽減する事が出来る。
2.  汎用性や緊急性の高い機器にIDナンバーを取付け、機器の運用効率を高める。
3.  機器の稼働率を出すことによって、必要最低限の機器数で運用が出来る。
4.  消耗品及び付属品を管理し、使用法を説明することが出来る。

MEセンターでは、各病棟に貸出をした機器の回収を行い、清拭、点検を実施します。
ここでは、回収業務の流れを紹介します。

1. 回収業務発生各部署所定の返却棚に使用した機器を運ぶ。
2. 回収業務 MEセンタースタッフは、機器使用部署への回収業務を行う。付属品の確認。
使用状況確認、機器回収。
3. 回収入力 MEセンタースタッフは、ME機器管理システムにて回収入力を行う。
4. 機器の清拭回収機器の清拭業務。
5. 使用後点検回収機器の使用後点検作業マニュアルに沿って、点検記録表に基づき点検作業を行う。
6. 点検データの入力点検データをME機器管理システムへ入力する。
7. 整理・保管機器を所定の場所に整理・保管する。バッテリーの搭載機器は充電を行う。

メリット

1. 看護師業務の負担を軽減する事が出来る。
2. 回収後、医療機器の清拭・消毒を行うことにより、清潔・安全性確保が出来る。
3. 回収後、動作・安全性・機能点検を行う事で、性能維持・予防保全が出来る。

MEセンターでは、機器の不具合・修理対応を行います。
ここでは、修理業務の流れを紹介します。

1. 即時修理の判断故障機器の状況を確認し、即時修理可能と判断する。
2. 修理実施修理を実施する。
3. 修理後点検修理後点検を行う。作業マニュアルに沿って、点検記録表に基づき点検作業を行う。
4. 修理完了報告機器が点検に合格したら、業務依頼書に修理内容及び結果を記入する。
5. 修理完了機器搬送修理完了機器と修理完了報告書を機器配置部署に搬送する。
6. 修理完了確認当該部署で機器の完了確認を行う。
7. 修理入力修理入力を行う。
修理データをME機器管理システムへ入力

メリット
1. 院内修理の実施によりダウンタイム（機能停止期間）の短縮化・修理費用の縮小が出来る。
2. 修理履歴を管理し、機器の状態を追尾することが出来る。

現場での調査後に調査機器一覧を表にしてお渡しします。表には品名、型式、製造番号、クラス分類など機器情報を網羅しており、監査への対応書類としても扱えます。棚卸の意味合いもかねており、固定資産台帳との突合も可能です。
機器には調査時に一台一台づつ、病院様ご指定の管理シールを貼ります。管理シールは見やすい所に貼付することによって個別化でき、病棟などでの対応など素早い判別が可能です。
機器の情報だけでなく、現有調査結果として調査時に撮った写真をファイルに致します。調査結果の保管資料としても使用出来ます。
調査後に機器状態や、点検計画などに関してなど様々なご相談にも対応致します。

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